こんにちは、ねこうさです。
昨年10月6日(金)~8日(日)の3日間、長崎へ行ってきました。今回はその旅行記その4です。前回はこちら。
夜のグラバー園へ。
今回の旅のメインイベント、Nissyの「10th Anniversary LIVE VIEWING TOUR 2023 -Nissy Meets You-」の夜公演が終わったのが19時30分頃。急ぎ足で会場の長崎ブリックホールを後にして、泊まっているANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルへ戻りました。
一旦部屋に戻り、最小限の荷物を持って、ホテル近くにあるグラバー園へ向かいました。
通常は18時閉園ですが、この日はライトアップが行われていて21時30分閉園。イベント終わりでも間に合う時間でした。
ホテル横の坂道はグラバー通りと呼ばれ、お土産屋さんが並んでいます。この時間には全て閉まっていましたが、石畳の道は歩くだけで異国に来た気分になりました。
坂を上ると見えてきたのは世界文化遺産にもなっている大浦天主堂。
こちらは閉まっていたので入れませんでした。前にも後ろにもほとんど人がいなかったので、写真撮り放題。
大浦天主堂から少し歩くと青く照らされたグラバー園の入り口が見えました。
テーマパークのような外観に入る前からわくわくが止まらない。
階段とエレベーターを使って登って第1ゲートに到着。ここでようやく自分以外の人(受付の人)に出会う。ホテルを出てからずっと前にも後ろにも誰も歩いておらず、すれ違う人もいなかったんです。街を貸切してるかのような高揚感半分、夜に誰もいない恐怖感半分。肝試しをしているような気分で歩いていました。
料金所で入園料を払ってチケット代わりの園内マップを貰います。
入園料は通常一般620円でしたが、見せるだけで使えるトクトククーポンを使って560円。
料金所の横を通って順路と書かれた看板に従って歩くと現れたのは動く歩道、というかエスカレーター。かなり長い上に、真っ暗のため先が見えない。闇に吸い込まれる疑似体験が出来ました。
左手には長崎の夜景、右手には旧グラバー住宅の裏側。
しかもこっちの方が長い。進行方向が真っ暗なのはもちろん、後ろを振り返っても真っ暗。前後に誰もおらず、聞こえるのは園内に流れるBGMだけ。振り返る瞬間は誰かいたらどうしようと少し怖くなりました(笑)
長い長い恐怖の動く歩道を終えた後、ようやく建物が見えてきました。
前にある池に反射されていて美しい。
ここでようやく自分以外のお客さん2人に出会う。少し、いや、かなりほっとしました。
建物の中も見学出来たので入ってみました。階段を上って2階のベランダへ。
右側には長崎の街、左側には女神大橋などが見える長崎の夜景が一望できる場所でした。前日に行った稲佐山よりグラバー園から見る夜景の方が私好みかもしれない。穴場を見つけてしまった。しかし、ここに長居すると下から写真を撮りたい人の迷惑になるので足早に退散。
順路の看板に従って歩き、旧ウォーカー住宅を見終えたところで、2つの動く歩道の中間地点まで戻ってきました。旧ウォーカー住宅の後ろにある旧長崎地方裁判所長官舎は工事中で見学出来ませんでした。
旧自由亭の近くに差し掛かった時突然数人の声が聞こえました。グラバーカフェの人達だったのか、片付け作業をしていました。トラックなども園内に入ってきていて、閉園後のディズニーにいるような気分。
嘗てレストランだった旧自由亭は現在カフェになっていて、内装がお洒落すぎる。夜間営業中はやっていなかったので、次はここを利用するために昼に来たい。
旧自由亭近くの石畳はハート型の石「ハートストーン」があるポイントの1つ。探してみたけれど、見つからなかったのですぐに諦める。
ここでいつの間にか順路を離れていることに気付く。方向音痴なのでしょうがない。とにかく道なりに歩いてみる。
グラバーカフェがあるエリアはカラフルにライトアップされていました。
旧リンガー住宅前から見る夜景も綺麗でした。ここに住んで毎日見たい。
旧リンガー住宅より更に奥に進むと旧オルト住宅がありますが、保存修理中で壁に覆われていて見れず。
道を戻って、世界遺産の旧グラバー住宅へ。
現存する国内最古の木造洋風建築。旧グラバー住宅前もハートストーンのポイント。
ここは見つけてくれと言わんばかりにピンクのライトに照らされていたので、私でも見つけられました(笑)
どこかのサイトで「触れると恋が叶う」なんて迷信を読んだので、触ろうとしたところ、どこから出てきたのか虫が飛んできました。最悪のタイミングでの虫の乱入に「これは邪魔者が入ると言うこと?」と考えましたが、そもそも私は恋をしていないので、邪魔者とかの問題ではなかった(笑)
気を取り直して、旧グラバー住宅の前にある階段を降りたところにある展望台のベンチで休憩。普段ならカップルで埋まっていそうな見晴らしの良いところですが、誰もいなかったので夜景を独り占め。短い時間でしたが贅沢な時間でした。
閉園時間が迫っていたので、急いでグラバー園を後にし、ホテルへ戻りました。
グラバー園からホテルに戻って、夜ご飯を食べていなかったので、ホテル前にあるファミリーマートで九州らしいものを購入。
今まで食べたカップラーメンのとんこつ味の中で一番好きかも。東京でも気軽に買えたらいいのに。
帰京の日。
長崎旅行3日目。長崎空港からお昼の便で東京へ戻ります。
2泊お世話になったホテルをチェックアウトして、バスで長崎駅へ向かいました。空港行きのバスは新地中華街からも乗れますが、長崎駅が出発点なので万が一満員で途中乗車で座れないなんてことがあっては困ると思い、長崎駅前のバスターミナルまで行きました。
結果、そんな心配は不要で最後まで車内はかなり空いていて、満席になることなく空港に到着。
カステラなどのお土産を買って、羽田へ帰りました。
以上、誕生日を長崎で過ごす一人旅の旅行記でした。
ずっと長崎には行きたいと思っていたので念願が叶った旅でしたが、ハウステンボスに行けなかったのが心残り。次は佐世保方面に遊びに行きたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。