惚れた病に薬なし。

エンタメ大好き女が書き留める備忘録。

わたしの人生最初の推し・AAA

特別お題「わたしの推し

 

こんばんは、ねこうさです。

はてなブログさんがオタクに挑戦状を出した。「推し」をテーマとした記事を募集すると言う。オタクブロガー(仮)としてこのお題に挑まないわけにはいかない!やってやろうじゃないか!!

しかし「推し」と言っても、多趣味の私には推しがたくさんいる。このブログで良く書いているBTS全員推し。他にも、プロ野球選手の推し、プロ野球の球団マスコットの推し、二次元にいる推し。その中から今回は、私の人生で初めて「推し」と言う存在になった人物、グループについて書こうと思います。

 

私の人生で初めて「推し」と言う存在になった人物。それはAAAの西島隆弘くん、通称にっしー。2005年のAAAデビュー当時、「推し」と言う言葉は今ほどメジャーではありませんでしたがAAAファンは好きなメンバーを表す時に「○○推し」「○○オタ」と言う言葉を使っていました。当時、某ジャニーズグループとかけもちしていた私は、ジャニオタ用語の「担当」が好きなメンバーを指す言葉として馴染み深かったのですが、郷に入っては郷に従えの精神を持っているため、にっしーとAAAに対して人生で初めて「推し」と言う言葉を使いました。つまり、にっしー、そしてAAAは私にとって人生最初の「推し」となりました。

 

そんなAAAは先日の2021年12月25日(土)、コロナの影響で1年延期していた15周年のドームツアーを終え、本当の活動休止期間に入りました。

この15年間、ずっとAAA一筋だったわけではないし、ずっと全力でおっかけてきたわけではない。けれども15年間ずっとAAAは私の生活の中に存在していました。曲を聞いたり、CDやDVDを買ったり、ライブに行ったり、リリースイベントに行ったり、舞台を見に行ったり、出演するテレビを見たり、グッズを買ったり。それが当たり前の15年間でした。

当たり前のように存在していたAAAが活動休止になる。そのことが発表された2020年1月。多少のショックはありながらもすんなり受け入れた自分がいました。1年前の記事(今日で活動休止に入る推しグループに捧げるブログ。 )でも書きましたが、2009年頃から私の頭の中には「解散」の2文字は常にありました。もちろん解散してほしかったわけではありません。ですが、当時のavex所属のアーティストの状況を考えると息の長いグループになるのは難しく、世間的に知られるヒット曲も少ないAAAはどこかのタイミングで解散させられるのではないかと言う不安があったからです。今思うと相当余計なお世話(笑)しかし、アリーナーツアー、ドームツアーが出来るグループに成長した後でも、頭の片隅から「解散」の2文字は消えませんでした。メンバーのソロ活動が活発になったからです。それが嫌だったわけではありません。それぞれが自分のやりたいこと、見せたいものが出来るようになったのは嬉しかった。だからこそ、よく聞く「方向性の違い」とかで解散してしまうんじゃないかと言う不安を抱くようになりました。そのため、活動休止を受け入れることが出来ましたし、彼らが解散ではなく活動休止を選んだことが嬉しいとすら思いました。

 

活動休止と同時に15周年記念のドームツアーも発表されました。発表翌月には追加公演も発表され、その時新たに開催地に加わったのが札幌ドームでした。

AAAはこれまで私が見たい景色をたくさん見せてくれました。私の地元でライブをしているAAA、満員の東京ドームのステージに立つAAA、a-nationでトリを務めるAAA。色んな景色を見せてくれ、たくさんの夢を叶えてくれました。そんなAAAと叶えたい夢は残り一つ。それが、にっしーの地元にある札幌ドームのステージに立つAAAを見ること。AAAと叶えたい最後の夢、それが叶うチャンスがようやく来た。しかも札幌公演がツアー千秋楽。つまり、活動休止前最後のライブ。「行かない」と言う選択肢はありませんでした。

 

その夢が現実となった2021年12月25日、クリスマス。夢が叶う日でもあり、夢が終わる日。このライブが終われば次5人が揃うのはいつになるのか分からない。私もその時に「おかえり」と言える確証はない。これが本当に最後だと言う気持ちで参加しました。

 

17時を少し過ぎてから最後のライブが開演。5人は良い意味でいつも通りでした。MCも最後のライブであることより、札幌についての話や雪が積もっている話をして、各自思い出のクリスマスソングを歌って終わりました(笑)それでも時折目に涙を浮かべるメンバーもいて、徐々に最後であることをファンもメンバーも実感していったんだと思います。

最後の曲「WAY OF GLORY」を歌い終わり、感謝の気持ちを述べてステージを降りるAAA。目は涙でいっぱいでしたが、指先が見えなくなるまで5人の姿を目に焼き付けました。

 

正直悔いが全くないと言えば噓になります。セトリに入ってほしかった曲はいっぱいあるし、新曲を出してほしかったなとも思うし、活動休止当日の気持ちをちょっと聞きたかったなとか、最後ぐらい5人でインスタライブしてほしかったなとか(笑)、やってほしかったことはまだまだたくさんあります。

それでもこれまでもらったたくさんの幸せな思い出を思い出すと、「まぁいっか!」となってしまうんです。推しに甘すぎますね(笑)

そもそも最後にライブをやってくれただけで私にとっては有難いことでした。これまでAAAでも他の推しグループでも、突然メンバーが抜けて現体制最後のライブと言うものを予告されて見れることが出来なかった。その度に「あー、あれが最後だったのか…」と後から知らされ、そっちの方が悔いばかりが残っていたんです。なので、これが最後と覚悟して見ることが出来ただけでも幸せだったと思っています。

 

10代から30代の最も多感な時期にAAAのメンバーとしての人生を歩んでくれたメンバー達には感謝しかありません。嬉しいことも幸せなことも、悲しいことも悔しいこともたくさんあったでしょう。ファンに言えないような喧嘩もあったかもしれません。メンバーが抜ける度に存続を考えたかもしれません。それでもAAAとして生きる道を選んでくれてありがとうございました。なので、これから5人が好きなことをして、とにかく幸せな人生を歩んでほしい、そう願っています。結婚しても良いし、しなくても良いし、引退しても良いし、ステージに立ち続けても良い。5人の選択を尊重したいです。

AAAの活動休止と併せて、與真司郎くん、真ちゃんはアーティスト活動休止に入りました。「AAAは僕の全て。與真司郎=AAA。」とまで言ってくれた真ちゃん。すごく真ちゃんらしいと思いましたし、その選択を応援したい。それと同じくらい、これからもアーティスト活動を続けていく4人のことも応援したい。どちらも、5人が15年間頑張ってきたからこそ生まれた選択肢だと思うんです。第二のステージも輝かしいものでありますように。

 

そして、わたしの推し、にっしー。にっしーに出会った時、こんなに長くこんなに大好きな人になるとは思っていませんでした。でもこの16年間、にっしーを応援すること、ファンでいることに悩んだことは一度もありませんでしたし、ファンを辞めようと思うこともありませんでした。その反対に、数え切れないほど「にっしーのファンで良かった」「にっしーについてきて良かった」と思いました。私の人生最大の幸福はにっしーと出会えたことかもしれません。そう思うぐらい、この16年間で私の人生に必要不可欠な存在となりました。にっしーはこれからもソロアーティト・Nissyとしてアーティスト活動を続けていきますが、AAAのセンターマン・にっしーも大好きだったので、その姿が見れなくなるのはやっぱりちょっと寂しいです。それでもにっしーの歌声が、にっしーのパフォーマンスが、にっしーの笑顔が、にっしーが作るエンターテインメントが大好きなのでこれからも付いて行きます。これからも一緒に花道だけを歩きましょう。

 

ここまでつらつらと私の気持ちを書いてきたので、最後に何かのきっかけでこの記事に辿り着いてくれたAAAを知らない方にAAAを布教して終わろうと思います。これからしばらくグループの活動はありませんが、こんな最強グループがいたんだと言うことを知ってほしいです。あわよくばハマってほしい(笑)AAAはいつからのファンでも歓迎してくれます。

AAAは音楽番組に頻繁に出るグループではありませんでした。年末のレコ大や紅白ぐらいでしか見なかったという人も多いでしょう。私も何度も言われました(笑)その分、彼らはライブに全力を注いでくれていました。その結果、ストリートライブから始まったAAAは、ドームツアーを行えるグループにまで成長しました。なので、ライブをギュギュっとまとめた映像を見ていただきたいです。AAAが10周年を迎えた時に過去のライブ映像を曲のジャンル別にまとめた布教用動画を載せておきますので是非見てください。充実しすぎてて怖いですが安心してください、avex公式チャンネルです。

 

 

改めて、AAAのみんな、15年と1年本当にお疲れ様でした。たくさんの幸せをありがとうございました。また会いましょう!

 

 

 

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