こんばんは、ねこうさです。
最近Youtubeで海外に住んでいる人のVlogを見ています。そうすると当然のように「海外行きてー!」と思うわけです。中でも今一番行きたいのは韓国。韓国に行きたい。辛い物が苦手だけど本場の韓国料理を食べたいし、HYBEミュージアム(BTSの事務所に併設されているミュージアム)にも行きたいし、カフェ巡りもしたい。
そんな欲を消化してくれるようで、更に欲を掻き立てる番組をNetflixで見つけてしまいましたので、皆さんを道連れにします。今回紹介する番組は「腹ペコとモジャモジャ(原題:먹보와 털보)」です。
「腹ペコ」と「モジャモジャ」
まず「このタイトルなんやねん。」と思った方に説明します。"腹ペコ"と"モジャモジャ"はこの番組のメインキャストお二人のニックネームです。
まず、「腹ペコ」ことRAIN(ピ)さん。歌手、俳優、そして最近ではアイドルグループのプロデューサーとしても活躍中です。
腹ペコという名の通りよく食べる。しかもとても美味しそうに食べるので、見ているこっちまでお腹が空く。更に食べるだけでなく料理を作ることも好きなようで、番組内で料理の腕前を披露しています。
そして、「モジャモジャ」ことノ・ホンチョルさん。髭がトレードマークの人気タレント。そう、そのトレードマークの髭から名付けられたのがタイトルにもなっている「モジャモジャ」。
個性的なファッションでも知られ、番組内でも毎回こだわりのファッションで登場しています。
バイクで巡る韓国
言いそびれていましたが、この番組のジャンルは旅行とグルメです。韓国の様々な地域を二人が旅をして、その土地の美味しものを食べまくる。そしてこの番組の特徴は移動手段は全てバイクであること。いや、全てではないな。出演者達が住むソウルから各エピソードの目的地までは飛行機やKTX(新幹線みたいな高速鉄道)ですが、メインとなる移動手段がバイク。
夕焼け色に染まった海沿いの道、うねうねした曲道の多い山道、両脇に花畑が広がる一本道、車線の多い都会の道路。バイクに乗る二人を通して韓国の様々な景色を楽しむことが出来ます。
また、その土地や旅のテーマに合わせたバイクや衣装も注目ポイント。
視聴を終えて
BTSのジョングクくん、J-HOPEくんが自身のInstagramで紹介していたことがきっかけで知ったこの番組。
BTSがInstagramで紹介したNetflix作品まとめ - 2021年12月編 -
2人が見ている&旅番組が見たい気分だったので見てみたらドはまりしました。またNetflixKRは恐ろしい番組を作ってしまった。出てくる観光地全て行きたくなるし、出てくる料理を全て食べたくなる。夜中に見てはいけない。バイクに乗れないのに「バイク旅したいー!」と思ってしまうぐらい。
中でもEP9、南海島の旅がお気に入り。南海は韓国南部に位置する島です。ドイツ風の住宅が立ち並ぶドイツ村や、絵に描いたような綺麗な海が広がる尚州銀砂ビーチなど人気観光地を巡ります。その旅の中で特に私が行ってみたいと思ったのは雪里(ソルリ)スカイウォーク。
2020年にオープンしたばかりの南海の新名所で、最近ではドラマ「女神降臨」のロケ地にも使われたそうです。
高さ38mにあるスカイウォークの端には大きなブランコがあります。高所恐怖症の方にはかなりの恐怖体験になるかもしれませんが、ブランコから見える景色は絶景。夕焼けのタイミングだと更に綺麗なんでしょうね。乗ってみたい!
そして、様々な観光名所を巡った二人が最後に辿り着いたのは泗川海(サチョンパダ)ケーブルカー。
韓国初・海の上だけでなく山の中も通過するケーブルカー。日本でも海の上もしくは山の中、どちらか片方だけのコースのケーブルカーが多いですが、一度に両方の景色を楽しめるルートとのこと。そのため所要時間も25分とたっぷり。二人は夕暮れ時に乗車。夕焼けでオレンジ色に染まった南海の景色を堪能していました。ブランコも捨てがたいけど、こっちも乗りたい。あんな綺麗な景色をこの目で見ていたい!
この番組ではドローンカメラで撮った映像がたくさん使われています。バイクに乗る二人と並走しているような感覚や、鳥になって街並みを上から見下ろしているような感覚になれます。EP8、慶州の旅で訪れたテーマパーク・慶州ワールドでの映像は一緒にアトラクションに乗っているような感覚にも(笑)
そして私がこの番組を見ていて新鮮に感じたのはテロップの使い方。この番組のテロップはテロップと言うより最早アート。韓国制作の番組なのでハングルのテロップですが、ハングルが読めない人でも技術力の高さが伝わるはず。
まだシーズン2の制作は決まっていませんが、今回訪れた街以外の都市で是非シーズン2を制作していただきたい!今シーズンは韓国内でも海に面した南部の地域が多かったので、もっと色んな地域でのバイク旅を期待したい。