惚れた病に薬なし。

エンタメ大好き女が書き留める備忘録。

【ネトフリのすすめ】その年、私たちは - 그 해 우리는 -

こんばんは、ねこうさです。
ドラマ「花郎」で韓ドラ初体験をした私。多くの人が韓国ドラマにハマる理由が分かってきたところに一つのニュースが飛び込んできた。私が「花郎」を見たそもそものきっかけであるBTSのテヒョンくんが、今度は音楽でドラマに参加すると言う。しかもそのドラマはネトフリで配信される。ちょうど次に見るものを探していたタイミングだったので、「テヒョンくんの新曲聴きたいし見てみるか。」と軽い気持ちでそのドラマを見始めたら、どんどんハマっていきました。

そんなある意味恐ろしいドラマが今回紹介する作品その年、私たちは(原題:그 해 우리는)です。

その年、私たちは | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

※ネタバレ有

 

 

あらすじ

物語は主人公達が高校生だった2011年から始まります。学年トップの秀才クク・ヨンス(キム・ダミ)と、学年ビリのチェ・ウン(チェ・ウシク)。2人が1か月間生活を共にするドキュメンタリーが撮影された。

そのドキュメンタリーが時を超え、2021年の現代で動画サイトを通して人気が急増し、10年後の2人を追ったドキュメンタリー番組を撮影することに。久しぶりの再会を果たすウンとヨンス。10年の間に2人に何があったのか。時代を遡りながら描かれるラブストーリー。

 

タイトルに隠された秘密

私は、このドラマの各エピソードに付けられたタイトルがすごく気になりました。例えば、第13話「ラブ・アクチュアリー」。どこかで聞いたことありませんか?洋画に詳しい方はお気付きのことでしょう。そうです、日本でも有名な映画「ラブ・アクチュアリー」。この作品の各エピソードには有名映画作品に関連したタイトルが付けられているんです。映画好きな方は、タイトルの元となった映画との共通点を探しながら見るのも面白いと思います。

 

視聴を終えて

決まった時間にドラマを見るということが出来なくて、ここ数年テレビでやっているドラマを見れずにいたんですが、そんな私が毎週月曜と火曜の夜に欠かさず見ていたこのドラマ。

私が何故ここまでハマったのか。そのきっかけとなったのが、このドラマの主人公・ウン(チェ・ウシク)。突然目の前に現れた元カノのヨンスにいきなり水を吹きかけ、塩まで撒くような(しかもそれを練習していたらしい)ちょっと変わった性格なのかも?と初めは思っていたんですが、話が進むにつれて、まっすぐにヨンスを想う姿に惚れました。あれほど愛されてみたい。

ウン沼にハマったきっかけもちょっと語らせてほしいんですが、5話での大学時代の回想シーン。ウンとヨンスが喧嘩中だった時、図書館で勉強しているヨンスの元にやってきたウン。何が原因の喧嘩なのかは描かれていませんが、ヨンスが原因で喧嘩していたんでしょう。ヨンスの頑固な性格を知っているウンはヨンスに謝罪のチャンスを与えますが、なかなか謝る勇気が出ないヨンス。ウンは諦めてその場を離れようとした瞬間、ヨンスはウンの手をつかんで引き留め、小さな声で「ごめん。私が悪かった。」と謝罪。その言葉を聞いたウンは一瞬ニヤッと口角を上げ、囁き声で「何て?よく聞こえなかった。」ともう一度ヨンスの言葉を聞き出す。…このシーン!!!!この囁き声で一瞬にしてウン沼に突き落とされました。純粋そうなウン、そんな高度テクニックもってたんかい!!その後のウンの言葉、「僕が会いに来たら、君はひと言謝るだけでいい。どうせ僕が折れる。」も素晴らしかった。言われたい、そんなこと言われたい。交際していた当時、ウンがヨンスにべた惚れであったことも分かる胸キュンシーンでした。

あと、ウンのスタイリングが好み過ぎた点。ウシクさんに付いていたスタイリストさん、本当天才だと思います。理想の男性の私服。それをスタイルの良いウシクさんがかっこよく着こなすので魅力が倍増でした。

 

そして、私がこの作品にドはまりした理由のもう一つが2人の女の子。人気アイドル・NJ(ノ・ジョンウィ)と、ウンの幼馴染で2人のドキュメンタリーのディレクター・ジウンの後輩、チェラン(チョン・ヘウォン)の2人。

まずNJちゃん。ウンが描いた絵がきっかけでウンと出会い、密かにウンに想いを寄せる人気アイドルNJちゃん。

ウンはヨンス一筋なので、こんなに可愛いNJちゃんでも叶わぬ恋になってしまうのですが、これまで無敗であったであろうNJちゃんが健気に片思いしているのが可愛い、そして切ない。勝手にウンと二人でいるところを撮影され、スキャンダルとして報道された時も事務所はウンのイメージを利用して交際を認めようとしましたが、「私が片思いしているだけ。(ウンに)迷惑をかけないで。」と断るNJちゃん。かっこいいけど切ねぇ…( ;ᵕ; )

 

そして、ウンとヨンスのドキュメンタリー撮影を担当しているジウンの後輩・チェランちゃん。

当初"お顔が私好みな子"と言うだけで見ていたんですが、実は先輩のジウンに片思いしていたチェランちゃん。でも、ジウンは高校生の時からヨンスに片思い。でもヨンスはウンが好き。ジウンも切ないけど、チェランちゃんも切なくないですか??好きな男性には好きな女性がいて、その好きな女性は好きな男性と両想い。一見「自分にチャンスあるじゃん!」と思うシチュエーションではあるんですが、チェランちゃんは無理やりジウンを振り向かせようとすることはないんですね。後輩と言う立場から、そばでジウンを見守っているんです。健気で可愛いけど切ねぇ…切ねぇよぉ…( ;ᵕ; )

 

ウンとヨンスの関係だけでなく、2人を取り巻く人たちの恋愛模様も複雑に絡まっていて、見ている側はもやもやしつつ「どうにか全員幸せになってくれ!」と思いながら見ていました(笑)

 

気になるラストは、ウンとヨンスの結末は一部予想通りではあったのですが、最後まで見てから気付いたことがあります。10年ぶりに再会して新たにドキュメンタリーを撮影する過程のドラマを見ていたつもりが、このドラマ自体が新たに撮影されたドキュメンタリーだったのかもしれない。だから毎回学生時代の回想とナレーションから始まったり、回想シーンと現代のシーンで画面比率を変えていたり、当て馬ポジションのジウンがメインのエピソードもあったのだと気付いた時、ちょっと恐ろしくなりました(笑)考えられている、すごい…。

 

まだまだ語り足りないのですが、ここらへんで強制終了します(笑)興味を持った方は是非見てみてください。一緒に그 해 우리는沼にハマろう!w

 

 

 

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