惚れた病に薬なし。

エンタメ大好き女が書き留める備忘録。

【ネトフリのすすめ】2020年 五月の恋

こんばんは、ねこうさです。

私は最近の日本のドラマをあまり見ていないのですが、約2年ほど見たいなーと思っていた日本のドラマがありました。その作品が最近Netflixで配信開始となりました。ありがとうネトフリ!!!!

それが今回紹介するドラマ「2020年 五月の恋」です。

2020年 五月の恋 | Netflix(ネットフリックス)公式サイト

 

 

あらすじ

舞台は2020年5月の東京。コロナ感染拡大防止のため外出自粛期間中の時代。スーパーで働くユキコ(吉田羊)と、慣れないリモートワークに悪戦苦闘しながら働くモトオ(大泉洋)。2人は離婚した元夫婦。離婚以来連絡を取っていなかった2人だが、ある日モトオが誤ってユキコに電話をかけてしまう。

 

 

コロナ禍ならではのドラマ

タイトルにもある通り、このドラマの時間軸は2020年5月。コロナで緊急事態宣言が出されて約1か月。撮影自体も2020年5月末に行われたそうです。

そのため撮影方法も従来のドラマと違っています。2か所のハウススタジオを用意し、スタジオ内にはそれぞれ2台のiPadiPhoneと指示用のパソコンを設置。出演者それぞれが別のハウススタジオに一人で入り、実際に電話を繋ぎ互いの声を聴きながら演技をする。撮影された映像は別の場所にいる監督の元にリアルタイムで届き、それを見て都度指示を出していく、というスタイルだったそうです。

なので、2人が同じ空間にいる映像は一切ありません。そしてコロナ禍で作られたドラマにありがちな、ウェブ会議システムのような画面の映像もほとんどありません。2人の生活をのぞき見しているようなドラマでした。

 

 

視聴を終えて

大泉さんが2020年5月に出演したラジオで、このドラマの話をしていたことがきっかけで興味を持った今作。ネトフリ制作ではなく、WOWOW制作です。

吉田羊さん発案で、吉田羊さん直々に相手役として大泉さんを指名。過去に大河ドラマで夫婦役を演じた2人なので、離れた空間での演技でも息はぴったり。お二人とも演技が自然で、どこまでが台本でどこがアドリブなのか全然分からない。大まかな起承転結だけ決まってると言われても信じてしまうぐらい自然。岡田惠和さんが脚本で入っているので、そんなことないと思うんですが(笑)それぐらい自然で、ドラマと言うよりコントなのでは?と思うぐらいクスッと笑えるポイントが盛り沢山でした。

 

2人が演じるのはリモートワークで働くモトオとスーパーで働くユキコ。コロナの感染拡大によって業務スタイルが大きく変わった業種と、感染リスクを抱えながらこれまでと変わらず出勤して働かなければいけない業種。それぞれのコロナ禍ならではの苦悩も描かれています。あの時ならではの悩みが、2022年の今見ると懐かしく感じました。

 

このドラマは1話15分、4話完結なので1時間でさくっと見れました。会話がテンポ良く進むのであっという間でした。最後のオチもこれからの2人を想像出来て良かったです。

 

 

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